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アダルトチルドレン(機能不全家族)生き辛の原因を犬が詳細解説!
タイトル:
封印された叫び−心的外傷と記憶 斎藤 学 (著)
著者、出版社、発行日、概要
封印された叫び−心的外傷と記憶
著者:斎藤 学 出版社:講談社
発行日:1999年12月 価格:¥1,890(税込)
【出版社/著者からの内容紹介】
児童虐待、性的虐待−−凍りついた記憶からの脱却
心的外傷による心身の障害に悩まされている人たちの失われた記憶。この人たちの記憶を回復させたい−−切迫した治療現場の現実から、強い思いで書き下ろした衝撃の書!!
日本の社会全般が、いまだに健全家族の神話にとらわれており、父親を性的虐待のかどで告発する娘は精神病になったと言われ、夫の殴打から逃れてきた妻たちが、子どもの親権を取り戻そうとすれば、これまた精神病者のたわごととされる。その都度、私は彼女たちが精神病ではないこと、理非弁別の能力を備えてはいるが、心的外傷による心身の障害に悩まされてもいることを、こと細かに説明する診断書を書かなければならない。(中略)
とにかく世の風潮が変わらなければ、と考えている。事実、児童虐待という現実の認識という点について見れば、私がこの仕事にのめりこむようになった1991年より少しは変わった、よくなった。そのためのさらなる一石と思って、いまの仕事をしている。−−「まえがき」より抜粋
目次
まえがき
第一章「母の記憶」が欠如した人生
人格と「母の記憶」
「感覚」の記憶
「母」の必要
過去の復活
歪んだ記憶、握造された記憶
「母の関心」の欠如
「邪悪な親」の記憶
親の記憶は変えられる
第二章「忘れていた記憶」の回復
甦った性的虐待の記憶
幻想的な虐待話
「抑圧」という概念は誤解されている
「抑圧」の意味
記憶は甦る
「自分は汚れている」・・・二十七歳、主婦Aの場合
九歳のときの凌辱の日々
ラショウモン的事実
自分の言うことを批判せずに聞いてくれる人
渾身の憎悪を込めた手紙
「黒い顔」の母・・・二十八歳、保母Bの場合
暴力被害のブラッシュバック
「寂しい」と「死にたい」
母との再会
「封印されていた想い出」が解かれた
第三章 心的外傷論の源流
フロイトとジヤネ
メスメルからフロイトヘ
催眠術師と医師シヤルコーの「大ヒステリー」
ジャネという人
解離、感情鈍麻、再上演
精神分析の繁栄とジャネの孤立
誘惑説からオイディプス葛藤へ
忘却と健忘の違い
「解離」概念の埋没
第四章「家族のあり方」ば変化し続ける
「家族の闇」に照明を
「記億の回復」に向けられる批判
生存者(サバイバー)の声
娘に告訴された親を擁護する団体
「記憶捏造説」に加担し続ける実験心理学者
「健全家族」の擁護者たち
第五章「脳という機械」と心
言葉の牢獄
言葉にならない記憶
脳内の独裁者
神経細胞の興奮
ドーパミン、ノルアドレナゾン、セロトニン
第六章 蛇ににらまれた蛙
トラウマは「記憶の病理」を招く
攻撃・逃避反応を生むノルアドレナリン
悪夢とフラッシュバック
体内麻薬(オピオイド)
現実感を喪失し、自分を傷つける・・・二十二歳、女性Cの場含
一日がひどく短く、覚えていない
トラウマへの嗜癖
バス・ハイジャックで生き残った二十五人の子どもたち
自分が死ぬ夢
トラウマによる免疫系の機能低下
自己破壊的な行動
「親の剥奪」こそトラウマの原点
第七章「本当の私は壁の中に隠れている」
言葉を持たない凍りついた記憶
「遊び」の中にトラウマ体験を表現
精神身体的再上演
二つの記憶喪失のルート
「解離」と「抑圧」の差異と重なり合い
路上体験が呼ぴ起こした記憶・・・三十五歳、独身女性Dの場合
妹との密着間係
隠蔽されていた七歳の記億
「分割」による健忘とは?
「昼の子」と「夜の子」
「夜の子」の痛み
同じ体験をしても姉妹には違いが
「魚を貪り食う人」・・・二十九歳、独身女性Eの場合
気がつくと嫌いなはずの魚を食べている
「過剰記憶」も記憶の病理
実父からのひどい性的虐待・・・十五歳、不登校児Fの場合
真実はわからない
明確になった三つのこと
第八章「語れない、語っても理解されない」
自分の運命と折り合いをつけるための試み
犠牲者の「事件」後の心の変化
レイプ・・・二十一歳、女子大生Gの場合
世界がよそよそしく見える
なかったことにはできない事実
阪神大震災後の荒廃で生じたレイプ事件
「かぼそい声」が教えてくれる真実
セクハラ、レイプに傷ついた女性の診断書
最低限の尊厳を確保しなければ生きていけない
〃新〃トラウマ理論と〃原〃トラウマ理論
「生き残り」をかけて語る勇気への称賛
感情移入しながら長時間の聴取
逃げ出した女性たちの避難所を
第九章〃あの体験〃を語るとき
「ヒステリー患者の女王」ブランシュ・ヴィトマン
デスピーヌとエステル
「母子密着関係」エステルと母
アンナ・Oとベルタ・パッペンハイム
「お話し治療」
令嬢の恋と治療者
公衆に語りかけることで自らの回復を
ヴァージニア・ウルフのトラウマ
異父兄からの性的虐待
「入水自殺」
兵士たちのヒステリー
傷を抱えた人が、傷を抱えた人に語る
「お話し治療」としてのAAの広がり
精神療法から締め出された「宗教的癒し」
「もういい。自分たちで何とかする」
危機を生き延びた・・・四十七歳、主婦Hの場合
長い間胸に秘めてきたもの
第十章「自分の人生」を「自分の作品」に
「歪んだ回廊」を修正する誘惑
催眠暗示による記憶の書き換え
人間の心は恐るべき可塑性を備えている
人間の心をつくる「三つの誕生」
第四の誕生「自己物語」の書き換え
「自分について語る」ことの意味
スライバー(成長した者)ヘの道
怒りの対象がなくなって虚無的に・・・三十四歳、保父Iの場含
「自分のために」語る
「あのとき脱がされたのはパンツじやなく、僕の誇り」
彼が望んでいたものは?
憶い出が豊かになるとき
〃やり直しの葬式〃
「所詮、母は私を捨てた人」
「古い母」を断念したあとには「新しい母」が
新しい自分の発見
文献と注