http://watchan.net/nishimura/ 心をいやす 心の詩 にしむら えいじ 詩集
watchan.net > 心をいやす 心の詩 にしむら えいじ 詩集 > 「しんぱいしないで」から 1
 
 
 
■ め
 
ぼくのめは
むしやはっぱはみえるけど
いのちのかたちは
みえません

ぼくのめは
あのこのすがたはみえるけど
あのこのきもちは
みえません

ぼくのめは
ずっととおくはみえるけど
あしたのことは
みえません

ぼくのめは
みたいものはみえるけど
ほんとにみたいものは
みえません

心の詩 にしむら えいじ
 
■ すけべ
 
あのこがてつぼううで
あそんでいると
すかーとのぞきたくなるのは
なんでかな

あのこがぷーるでおよいでいると
おっぱいみてしまうのは
なんでかな

あのこがとなりで
わらっていると
ほっぺにきすしたくなるのは
なんでかな

そんなことしたって
どうなるわけでもないのにな

すけべってふしぎです。
心の詩 にしむら えいじ
 
■ ゆび
 
あどけないゆびがふれたのは
おかあさんのやわらかいおっぱい
そのゆびは
やさしいここちにふれました

ためらうゆびがふれたのは
あまがえるのちいさなおなか
そのゆびは
いのちのふしぎにふれました

やんちゃなゆびがふれたのは
おんなのこのまあるいて
そのゆびは
こそばゆいきもちにふれました

なれないゆびがふれたのは
あのこのしろいくびすじ
そのゆびは
こいするひみつにふれました

つかれたゆびがふれるのは
おいたあなたのぬれたほほ
そのゆびは
そのときにふれるのでしょう
心の詩 にしむら えいじ
 
■ いまでも
 
どんなにとおくはなれてても
めだかとりしたいなかのかわの
せみとかえるのなきごえが
いまでもきこえることがある

どんなにとおくはなれても
おとうとあやすおかあさんの
ぼくをしかっているこえが
いまでもきこえることがある

どんなにとおくはなれても
だいすきだったおんなのこの
ぼくをなまえをよぶこえが
いまでもきこえることがある

どんなにとおくはなれても
ゆめをかたったきょうしつの
みんなのわらっているこえが
いまでもきこえることがある

心の詩 にしむら えいじ
 
■ ばかのくに
 
ばかのくにには
ばかなひとはいません
くにじゅうみんなばかだから
だれもばかだときづかないでのです

ずるのくにには
ずるいひとはいません
くにじゅうみんなずるいから
だまされるのがわるいのです

うそのくにには
うそつきはいません
くにじゅうみんなうそばかりだから
ほんとのことをしらないのです
あなたはばかじゃないといえますか
だまされるのはこわいですか
なにがほんとかしっていますか

いっしょにかんがえてみてください
心の詩 にしむら えいじ
 
■ しんぱいしないで
 
そんなにおこらないで
うまくはいえないけど
きみはまちがってないし
かれもまちがってないんだよ

そんなにくよくよしないで
うまくはいえないけど
じんせいにもしもはないから
きっとこれでよかったんだよ

そんなにかなしまないで
うまくはいえないけど
むかしのこととおんなじように
いつかはわらってはなせるよ

そんなにしんぱいしないで
うまくはいえないけど
いつもにこにこしていれば
とにかくなんとかなるんだよ
心の詩 にしむら えいじ
 
 
 
 
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