http://watchan.net/nishimura/ 心をいやす 心の詩 にしむら えいじ 詩集
watchan.net > 心をいやす 心の詩 にしむら えいじ 詩集 > 「風が吹くのを待つんだよ」から 2
 
 
 
 
 
春になれば
芽は出てくるんだから、
そんなにあせらないで
それまで待っていようよ。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
原石は、削って磨くから
宝石になるんだ。
傷つかないようしまっていたら、
いつまでたっても
石のままだよ。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
どんなに遠い場所だって、
いつかはたどり着くんだよ。
今いる所も始めは、
遠い場所だったんだから。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
さくらは春がくるのを
ずっとまっていたんだよ。
だからあんなに
うれしそうに咲くんだね。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
たまにひとりになると
ほっとするけれど、
ひとりがうれしく思えるのは、
本当はひとりじゃないからなんだ。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
もう一度あのころの
気持にもどって、
がんばってみようかな。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
期待で胸をいっぱいに
ふくらまして、
ぼくらも遠くまで飛んでいこうよ。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
もし途中で
降りたい駅が見つかったら、
降りてもいいよ。
急いでいく必要は
ないからね。
風が吹くのを待つんだよ
 
 
 
 
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