サブタイトル:オヤジの悩み
サブサブタイトル:「それでも地球は回っている」
私ドクター・ワトソン(犬)が、本当に、パソコンに向かって、この文章を書いていることを、ほとんどの人が信じない。
今これを読まれている皆さんも、半信半疑なのだろうか?
それとも、初めから、飼い主のオヤジが、おこなっていると思っているのだろうか?
犬社会では、飼い主の知らない間に、パソコンに向かっている犬が多数いることは、みんな知っている。私ドクター・ワトソン(犬)のように、確かに、こんなに「ハマッテイル」のはいない。
飼い主のオヤジは、最初、「あれは、本当に、犬がしているんです」と説明していた。 しか〜し、誰も信じない。 オヤジは悩んだ。
オヤジのこの悩みを聞いたとき、私ワトソンは、オヤジにのたもうた。
「いやぁ〜、あれは、私(=オヤジ)が作っているのですよ。ワトソンの写真を撮るのに苦労しました」
と、言えばよいと。 そのとき、オヤジは、私ワトソンの顔をじっと見つめて、のたもうた。
「お前、賢い!」
このことがあって以来、いつもオヤジは、私の言ったように説明する。
そうすると、すべての人間は、 「本当に、パソコンに向かっているように見えました」と、オヤジに言う。 オヤジは、口から出そうになる。
「そら、あんた、本当にパソコンしているのやから、当たり前や」
でも、現在まで、オヤジは、言ったことがない。
私ドクター・ワトソン(犬)は思う。
人間社会は、信じると言うことができない社会なのだろうか?
「人を信じることは大事なことである」と、人間社会では言う。
たしかに、「犬を信じることは大事なことである」とは、言わない。でも、それは、応用だと思う。
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