http://watchan.net/sagae/ スクールカウンセラーによる「こころの取扱い説明書」 佐賀枝 夏文
watchan.net > 佐賀枝夏文さんの「こころの取扱い説明書」 > − こころの体力と自己管理編 −
 
  • なぜか元気がでないときや、おっくうなとき。こころが不調なときにお読みください。
 
 
  1. こころの体力が低下すると次の状態になることがあります。
    1. 不安感を抱えやすい。
    2. イライラを抱えやすい。
    3. 腹立たしい感情がでやすい。
    4. 小さなダメージでも、こころが傷つきやすい。

  2. 安全弁を閉じると次のような状態になることがあります。
    1. 堂々めぐりがはじまり、パターン的な考えに陥る。
    2. イライラ・おっくう・不安が循環する。
    3. 憎しみや恨みが消えにくい。
    4. 安全弁を閉じて、自分だけの世界に入り続けると迷路に入ります。

  3. こころの「悪い」取扱い方。
    1. (わたしが)そのようにかたくなな態度だから、ダメなのだろう。もっと、何々した方が良い決まっている。
    2. (わたしが)行動したり、話しをしないから、ダメなのだろう。
    3. (わたしが)問題から逃げているから、解決を遅らせているのだろう。

  4. 自分のこころの「よい」取扱い方。
    1. 自分なりにやれたし、これでいい。
    2. ひとの評価はさておき、自分なりにやれたし、まぁいいか。
    3. うまくいかないと、つらい。
    4. スローダウンして、一休み。

  5. 日常的に、次のようなこころの取扱いを心がけるとよいでしょう。
    1. 他者との関係では、波長を合わせる。
    2. 他者との関係では、心理的に追い越さない。
    3. 相手を心理的にあおらない。
    4. 自分の失敗を多めにみる。
    5. 相手の失敗も多めにみる。
    6. できる限り、すべての状態を受け入れる。
    7. 相手の意見や心情を逆なでしない。

  6. こころの費全弁を元に戻すには。
    1. 少しの勇気を持って、「声」に出して話してみましょう。
    2. 無理に元気そうに振る舞うのは止めましょう。
    3. 自分の回復力を信じて時間をかけましょう。
    4. 不安や怒りが沸いたら、コント回―ルしてみましょう。
    5. 自分も相手も許された存在と考えましょう。

  7. こころの取扱い上の一般的な注意。
    1. 他者中心を守りましょう。
    2. 他者のこころの波長に合わせましょう。
    3. 他者とは適当なこころの距離を守りましょう。
    4. 安全弁は閉じたら元に戻すように努力してください。
    5. こころの体力を維持しましょう。
    6. こころの体カチェックに心がけましょう。

  8. 快適な暮らしのために。
    1. こころの安全弁は閉じないようにしましょう。
    2. 相手からの刺激、言葉に過剰に反応するのは止めましょう。
    3. 相手の刺激、言葉に過剰反応する方は、そのことを自覚して、反応のタイミングを遅らせましょう。
    4. こころはいつもなるべく「すき間」や「空っぽ」にしておきましょう。

  9. こころの特性について。
    1. こころの体力が維持されていると、多少のダメージにも対応できます。
    2. こころの体力は、ささいなことで一瞬にして低下することがあります。
    3. こころの体力は、他者からの微笑みとやさしさで回復します。
    4. どのようなダメージを受けても、十分な時間をかけると回復します。
 
 
 
 
before home top next