http://watchan.net/utubyou/ 職場とうつ病、仕事による過労死など
犬のワトソン > うつ病講座 > うつ病と会社活性化
 
「さぁ〜治った出勤」のおまけに記載した事項の続きです。「さぁ〜治った出勤」のおまけには、次のように記載しました。
おまけ!
購入した商品が不良品で、購入した店舗に連絡したとします。例えば、その店舗の方が、代替商品を自宅に届けてくれたら、あなたは感激するでしょう。購入するときは、店舗の差異は少ないのですが、このように、トラブルのときに、本質が分かります。うつ病になった人の身になって考えられるかどうかは、これと同じワンね! たぶん、・・・

企業の経営者ならば、顧客満足度(CS)については、ご存知でしょう。顧客満足度(CS)が明確になるのは、クレームやトラブルの対応方法です。クレームやトラブルのときの解決方法によって、顧客は、1)あんなところでは2度と買わない、となるか、2)あそこ以外では買わないとなるかとなるのです。そして、これはうわさで一瞬に広がって生きます。そんなことは分かっていると言う経営者のあなた! 従業員満足度について考えたことはありますか? 従業員は、病気になった人への会社の対応方法をしっかり見ています。会社原因でない病気でも、会社が手厚い保護をするかどうかを見ています。うつ病が会社原因なり、仕事の過労から来ているものなら、なおさらです。会社は、営利を追求する場所であり、そのような対応はできないなんて思っていませんか? 過労が原因で、うつ病になったとき、ポイされるような会社だと分かれば、誰がまじめに働くと思うのでしょうか? 従業員は、誰もが、いつなんらかの病気になるかも知れないと思っています。逆に、このとき対応がよければ、活き活きと自然と働くようになってくれます。

商品のクレームやトラブルと、まったく同じなのです。平、管理職、経営者を問わず、クレームやトラブルが出たときに猛然と対応する人がいます。逆に、できるだけ逃げる人がいます。そして、当然のことながら、社外からの評価が歴然と違います。お礼の手紙が来るか、怒りの手紙が来るかの違いです。

そして、クレームやトラブルは、もうひとつの情報を与えてくれます。それが、偶然なのか、必然なのかです。偶然と言うのは、本当に「偶然」と「偶然」が重なって、2度と起きないようなことです。これとは逆に、必然の場合です。例えば、商品の故障のとき、実は、その商品自身に設計不良が隠されていたような場合です。このような場合、クレームやトラブルを逃げずに、迅速に処理していれば、次のクレームやトラブルをとめれている場合があります(製品がおかしいと分かった段階で出荷をとめるなど)。逆に、逃げていれば、問題が大きくなってから、対応することになります。

自分の部署にうつ病が出たときも、同じことが言えます。いかに、親身になって、代行して会社と掛け合ってくれるかなどです。そして、問題のある上司は、再発などされたらたまらんと言うことで、よその部署に飛ばしたりします。こんなの他の社員は、ちゃんと見ています。犬のワイでも分かるワンね! でも、悲しいかな、こんなことが分からない人が多いのです。

このように考えていくと、原因はともかく、うつ病が出たことは会社活性化のチャンスなのです。特に、多発し始めたときは、会社自身に問題があるのです。これを有効に活かすかどうかは、あなたのセンスなのです。
 
 
ここまで理解していただけたとします。具体的にどうすればよいのでしょう。
大きく分けて、2点に分けて考える必要があります。うつ病の対応と会社の本質的な部分です。

うつ病の対応ですが、復帰してきた人の不安になることを取り去ってあげることです。苦手なこともしなくて良いようにしてあげましょう。部署の問題ですが、本人の希望を聞いてあげましょう。そんな優遇はできないと思うのは、間違いです。たぶん、この方は人一倍働いていた人です。だから、その分少しゆっくりしてもらって、また、良くなったときに、人並みに働いてもらえばよいのです。「会社側から見たうつ病」に詳しく記載いたします。

次に、会社の本質的な部分ですが、従業員にとって、会社とは何のためにあるのでしょうか? 財産形成と自己実現の場所なのです。それが理解できると、会社活性化は簡単なのです。人それぞれ、向き不向きがあります。向いている場所に配置すればよいのです。適材適所です。すなわち、適材適所に配置することが、自己実現を発揮できる一番の方法なのです。滅私奉公ではないのです。特定の分野に非常に向いている人と、特に、そう言うのがなく、なにでもほどほどにできるような人がいます。過去の客観的な業績なども考慮していきます。専門職(特定分野・特定職種)に向いているのにローテーションで動かしていたり、特に、その分野(職種)に向いていることがないのにその部署に長期にいることが分かってきます。特定の分野に向いている人を、その特定分野の仕事を長期に任せば、びっくりするような業績が出てくるものです。例えば、開発ならば、次の会社の柱になるような商品を生み出してくれます。また、なにでもほどほどにできるような人は、これが取り柄なのです。この取り柄を伸ばしてあげればよいのです。こういう方は、色々経験してもらって、バランス感覚を身につけてもらって、優れていれば、次期幹部となるような勉強もしてもらえばよいのです。人事に徹底的に時間をかけて、これらを明確にしていきます。当たり前ですよね。でも、できていないのが会社なのです。通常、会社で出てくる言葉は、一人一人のことまで考えてられない、一人の勝手なことは許さないなどです。人が会社の財産なのです。人を大事にすれば、会社は伸びます。犬でも分かるワンね!
 
 
いろいろな本を読んでいて、びっくりしたこと。大きな部分で、うつ病の本と会社活性化の本に書かれている内容は同じワンね!


カウンセラーやコンサルテングが書いた本
ここに紹介した本とうつ病関連の本は、本質的な部分で非常に似ています。
 
cover 心時代の夜明け―本当の幸せを求めて
著者:衛藤 信之   出版社:PHP研究所
  発行年月:1998年02月
価格:¥1,500(税込) 内容(「MARC」データベースより):世の中を支配している「見せかけの幸福」に惑わされ、苦しみ続けた現代人が、その呪縛から解き放たれる生き方とは。常に自分を離れたところから見つめ直し、真の幸せを見出すための自己革新の方策。
ワトソン注釈:うつ病とは関係ない本です。うつ病が良くなって余裕ができてきたときに読んでみましょう。新たな発見があると思います。うつ病が多発する組織の運営者も読むべき本です。
cover 幸せの引き出しを開けるこころのエステ : 夢をかなえるカギはあなたの中にある
著者:衛藤 信之   出版社:ゴマブックス
発行年月:2003年05月  価格:¥1,260 (税込)
出版社/著者からの内容紹介:「仕事が思うようにいかない」「人間関係がわずらわしい」「異性運が悪い」「すぐ裏切られたり、だまされたりする」などといった、さまざまな人間関係の悩みに押しつぶされそうな人たちがいっぱいいます。人はどうして悩むのでしょうか。本書では、その悩みの原因を探り、多くの人が陥りやすい「心理ドラマ」にスポットを当て、それぞれのタイプ別にその解決法のヒントを紹介しています。最先端心理学をもとに、心を改善する実践的オリジナルプログラムを開発した著者が、数々のカウンセリングを通じて得た「心が“ほっ”と軽くなる」考え方を語ります。
cover 上司の心理学―部下の心をつかみ、能力を高める Life&Business series
著者:衛藤 信之   出版社:ダイヤモンド社
発行年月:2000年09月  価格:¥1,500(税込)
出版社/著者からの内容紹介:権威をふりかざしたリーダーシップでは通用しない。部下の能力を高め、自発性を引き出すためのコミュニケーション術を紹介する。
ワトソン注釈:うつ病とは関係ない本ですが、自分の部下がうつ病になったときに、自分の行いがうつ病の原因でないか確認のために読んでみればと思います。
cover 最強リーダーのパーフェクト・コーチング―部下のこころに火をつける9つの法則
著者:上村 光弼  出版社:PHP研究所
発行年月:2002年11月  価格:¥1,575(税込)
内容(「MARC」データベースより):「悩める上司」の皆さんに「解決のヒント」を提供します! 人を活かすためのさまざまな切り口から、いまアメリカでも大ブレーク中の「コーチング」にスポットをあて、体系的に、わかりやすく、その手順や考えを示す。
 
経営者が書いた本
これらの本は、まったく、うつ病の本と関係しません。しかし、会社原因でうつ病になられた方、うつ病が多発する組織の運営者は、ぜひ、一度読めばよいと思います。良いほうの会社の例です。
 
cover ジャック・ウェルチ わが経営<上>
ジャック・ウェルチ わが経営<下>
著者:ジャック・ウェルチ 、ジョン・A・バーン  翻訳:宮本 喜一
出版社:日本経済新聞社発行年月:2001年10月  価格:各¥1,680(税込)
内容(「MARC」データベースより):ジャック・ウェルチはゼネラル・エレクトリック(GE)のCEOとして過去20年の間に時価総額4500億ドルの企業を築き、世界一評価の高いビジネスリーダーとなった。シックスシグマ・クオリティー、グローバリゼーション、e-ビジネスなどを推進する彼のやり方は、今日の企業の在り方に大きな影響を及ぼしてきた。同時に彼は、独自の哲学と経営システムを打ち出した「威勢のいいボス」でもある。この経営システムとは「境界を越えた」アイデアの共有、人に焦点を絞る方式、形式ばらないギブ・アンド・テイクのスタイルを基盤とした「官僚主義を敵に回すシステム」である。ひかえめなユーモアを交えたエピソードを通して、ウェルチはアイルランド出身の母親をはじめ、彼の人生に影響を与えた人々について、また、彼の経歴を特徴づける成功談や失敗談について語っている。 1960年、年収1万500ドルのエンジニアとしてGEに入社したウェルチは、自分の最初の昇給が他のみんなと変わらないことを知ると、「その他大勢の中から抜け出す」必要を身にしみて感じる。彼は会社の官僚組織を離れ、マサチューセッツ州ピッツフィードで20億ドル規模のGEの1事業を監督するあいだ、セーターとジーンズ姿で過ごし、高級ホテルとも無縁だった。こうしてGEの本拠地であるコネチカット州フェアフィールドから離れて数年間を過ごしたのち、ウェルチは彼を後継者にと考えていた当時のCEO、レズ(レジナルド)・ジョーンズに呼び出される。ここから彼の会社人生における最も多難な時期が始まった。ダークホースのウェルチが官僚的な組織の中でCEOの座に就くには並々ならぬ努力が必要だったのだのだ。とはいえレズに気に入られたことで、新しいボスとなってGEを変容させていくことは確実となる。
ウェルチは「中性子ジャック」と呼ばれた時代、つまり事業を「強化するか、売るか、さもなくば閉鎖する」戦略の一環として10万人を超える従業員を解雇した時代を回想し、企業の将来における収益の基盤づくりのためにRCAを買収した経緯に触れる。誤算もあった、とジャックは率直に認めてもいる。「Too Full of Myself」の中で、彼は最大の失敗、つまりGEの文化とは相容れない企業、キダー・ピーボティーを買収したことについても語っている。さらに後継者選抜の込み入った作業やハネウェル買収といった最近の興味深い事実についても詳しく語る。
途中に織り込まれている「Short Reflection on Golf」などのエピソードは、ウェルチの競争心の強さや、彼の人生のなかで友人との関係がいかに重要なものであるかをよく物語っている。必ずやビジネス書の定番となる本書は、情熱と、人生に対する飽くことのない欲望とで満たされた、きわめて個人的な記録である。
ワトソン注釈:人を認めることによって、自然と会社が伸びたとも読み取れる本です。
cover イヤならやめろ!―社員と会社の新しい関係 日経ビジネス人文庫
著者:堀場 雅夫   出版社:日本経済新聞社
発行年月:2003年02月  価格:¥500(税込)
内容(「BOOK」データベースより):会社が元気になる仕事の極意。「おもしろおかしく」が社是。精一杯頑張っても仕事がおもしろくない時は、その会社と決別する時だ。とんでもない、そんなことできるはずがないと言われてもやり抜く人を求めたい。元祖学生ベンチャーが語る経営術、仕事論、人生論。
 
会社の問題がうつ病多発と書いた本
悪いほうの会社の例です。
 
cover 仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは
著者:小杉 正太郎, 川上 真史
出版社:日本経済新聞社 発行年月:2004年09月  価格:各¥1,575(税込)
序 章 いま職場で起こっていること、1 会社のなかは「うつ病」だらけなのか?、2 カウンセリングブームに踊らされるな!、3 ビジネスを知らないカウンセラー、こころの洞察がないビジネスマン
第1章 「社内うつ」が職場に忍び寄っている、1 あなたの職場に「社内不活性・社外活性」な人はいないか、2 「社内うつ」と「うつ病」はここが違う、3 会社によって異なる「社内うつ」の現状
第2章 タイプ別に見るメンタルトラブル、1 年齢によって異なるトラブルの要因、2 ハイパフォーマーほど心があぶない、3 「勘違い」経営者と「生まじめ」上司が現場を混乱させる、4 退職前中高年の「将来に対する漠然とした不安」
第3章 経営改革 会社はOK 社員もOK?、1 間違った成果主義が生む笑えない悲劇、2 むりやり差をつける人事制度には意味はない
、3 毎年自分を追い込まず、抜く時期を作ってもいい、4 階層型組織はやさしい? ベンチャー型組織は疲れる?
第4章 転職者300万人時代の落とし穴、1 多発する転職者のメンタルトラブル、2 次々と転職を繰り返し、キャリア漂流する若者たち
第5章 ストレス社会で生き抜くサバイバル術、1 生まじめでない場面をつくる、2 スモールウィン(小さな成功)を積み重ねる、3 モデルを見つけ出す、4 ソーシャルサポートを獲得する、5 EAPの効果的な活用、6 まずは状況を把握する、7 できないものはできない
cover 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 ペーパーバックス
著者:城 繁幸   出版社:光文社
発行年月:2004年07月  価格:¥1,000(税込)
内容(日経BP企画より):「成果主義という日本人になじまないシステムの下で、いかに会社が病んでいったかに、慄然とするものがある」。元富士通社員であり、成果主義を推進する部署に身を置いていた著者はそう語る。かつては日本のIT(情報技術)界の巨人とも言われた富士通。しかし、ITバブル崩壊後の業績の低迷ぶりは、同業他社に比しても目に余るものがある。本書は、その原因の1つを同社が1993年に鳴り物入りで導入し話題を呼んだ成果主義にあると見た著者による“告発の書”だ。  従業員の目標達成度をいかに正しく評価するかといった、成果主義の根本からして誤っていたと指摘する。評価の各段階の分布比率は人事部によってあらかじめ決められており、上位の評価枠が満員になれば一部社員の評価は、目標を達成しても下方修正される。「どんなにがんばっても『やっぱりオマエは最初からB評価要員だから』と言われている気がする」と、働く気を失った者の声を紹介する。こうして中堅以上の社員は無気力化していった。さらに成果主義の恩恵を最も受けるべき若手社員でさえも、自分に厳しいハードルを課す上司たちが保身ばかりに関心を寄せる姿に失望し離職していったという。最終章では著者の思う「日本型成果主義」の理想形を模索する。
 
 
 
 
 
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