http://watchan.net/utubyou/ 長引くうつ病
犬のワトソン > うつ病講座 > 長引くうつ病を引き起こす性格の根底
 
基礎的なことを十分理解してから、うつ病の上級講座をお読みください。うつ病は、「服薬と休養で必ず治ります」とこのサイトでも記載しています。また、再発は非常に起こりやすい旨記載しています。それ以外に、これまでは触れてきませんでしたが、1年以上服薬と休養を続けても治らないケースもあります。ここでは、この長引いているかたや再発するかたに参考になる事項を記載しています。


性格的な部分も含みますが、ちょっと整理してみましょう。自分がどのタイプに近いかだけでも、理解できれば、一歩前進です。ものの見方を改善するために参考になる事項も記載しました。たぶん、読まれれば、そんなことは分かっているという気持ちだと思います。ところが、面白いのですが、長期のうつ病を克服されたかたの悟りは、聞いてみると、本当に当たり前の悟りばかりなのです。たとえば、「ありのままの自分でよいのだ」なんかです。
 
 
メランコリー親和タイプ、執着タイプ、途中でやめれないタイプ
メランコリー親和タイプ「責任感に富む、几帳面、向上心に富む、仕事熱心、周りの人に気配りができる、面倒見がよい、約束を守る、正義感に富む」と言う性格は、社会の原動力の基本的な部分です。しかし、調子の悪いときやうつ病を経験した以上は、この性格の良いことは認めたうえで、ほんの少しだけでよいので、手を抜くことを考える訓練をする必要があります。がんばったのだから運を天に任せるなどの気持ちも持てるようにする必要があります。「周りの人に気配りができる、面倒見がよい」と言うのも、自分の調子が悪いときまで、周りの人に配慮する必要がないと理解しましょう。
会社に愛想をつかして、会社の仕事は人並みにするようにして、自分の仕事熱心の性格を趣味に向けて、趣味に振り向けて、よくなった方も多く居られます。会社の仕事は、人との関係の煩わしさ、労力と成果が単純に比例しないなどあり、ストレスがいつもありますが、うまく趣味に興味が向けれると、「まぁ〜、人並みの仕事だからこんなものね」とストレスをかわすことができます。よく、「うつ病を経験してよかった」と言うのは、このような場合です。なお、趣味にのめりこんで、うつ病発症にならないように注意が必要です。
次に、執着タイプ、途中でやめれないタイプです。執着タイプは、ひとつのことに執着してしまうタイプです。そして、それを、途中で辞めれないとなると最悪です。変質的な執着もあるでしょうが、普通の人でも、やりかけた仕事を最後まで完結しないと今日は帰れないような部分です。明日できることは、今日しないとは言いませんが、そのような部分も必要だと思います。
なお、繰り返しになりますが、これらの性格は、社会の原動力(生産的で創造性に富む)です。この性格を治さないと、うつ病から脱却できないと悲観的には考えないことです。ほんのちょっと、ものの見方を変えることです。
順調なときの思考と調子の悪いときの思考の差、高い要求水準というのも考えて見ましょう。他のタイプにも言えることですが、特にここのタイプに顕著であると思えます。今までの生きかた自身に無理があったと言うことも考えられます。また、完璧さゆえ、自分自身にちょっと妥協も許されないことはないですか? そして、考え方が、急激に悲観的になっていませんか?
それと、非常に重要なことですが、完璧主義のあなたは、うつ病が治ると言うことについても完璧を求めていませんか? 前のページにも書きましたが、憂鬱なこと不安なことは、生きていくうえで、必ず、少しはあります。それまでも、なくなることはありえません。


自己過小評価
自分は誰の役にも立つってないし、誰にも愛されていないと、信じているタイプです。今まで生きてきて良いことなどひとつもなかったと思い込んだりしているタイプです。調子が悪くなるまでは、なんとか、遠慮がちに生活されているのですが、何かが引き金でうつ病になると、これは、もう大変。もともとが、自己否定ですから、もう、ストレスの原因がなくなっても、なかなか治らないようです。自己否定、自己変革、自己肯定へと少しずつ、変えていくことです。簡単に言えば、あなたより、過小評価の人がお気楽に生きているのです。あなたは、その人たちを否定することになるのです。続きは、「幼少期の親との関係」を参考にしてください。


幼少期の親との関係
上の自己過小評価タイプの多くは、幼少期に、親に褒められた経験が少ないことが多いようです。そして、親に認められたいという気持ちから、無理な勉強までして、成績優秀になった人も多いようです。びっくりするような専門知識や有名大学を出ておきながら、自己過小評価です。ストレスらしいストレスがないのに、突然、うつ病になることもあるようです。原因らしい原因もないのに、大学から社会人になった頃に発病されるときは、このタイプを疑ってみるべきです。アダルトチルドレンの言葉の起源と異なり、現在ではこのような場合をアダルトチルドレンと呼ぶようです。
特に、女性で母親との関係が微妙なときに、非常に多いようです。うつ病以外に、摂食障害(過食、拒食)などの形で出てくる場合もあるようです。人によれば、仮面うつ病(めまい、立ちくらみ、突然の動悸、肩こりなど)で、長期間悩むことになります。母親との修復が、なんらかの形でできるのであれば、それが一番良い方法と思われます。しかし、無理な場合が多く、そのような場合は、親との完全な精神的な離別を考えたり、ひとつひとつ客観的に分析して、自己過小評価をなくしていくのが良いでしょう。
海原純子医師(医学博士)のアダルトチルドレンの話を読むとこの問題の大きさが理解できます。海原純子医師(医学博士)のアダルトチルドレンの適切な書籍やサイトが見つからないので、各自で探してみてください。

そして、非常に悲しいことに、自分の子供にしてしまう場合が多くあります(世代間連鎖)。アダルトチルドレンと自分で分析された方は大丈夫と思いますので、心配することなく、幸せな家庭を築いて、子供を持たれればと思います。
 
 
PTSD
当然のことながらPTSDにも色々あります。前項の幼少期の虐待などもあります。PTSDからのうつ病の場合は、PTSDの方から調べたほうが、良いと思います。


誰かが治してくれる
未成熟、過保護などからでしょうか、病気は医師が治してくれると考えて、自分自身を見つめないタイプです。うつ病の初期のときは、医師に任せておけばよいので間違えないでください。長期化してくれば、自分で自分を見つめなおす必要があります。これを行わない限り、うつ病は長期化したり、再発したりします。このタイプは、薬に過剰な期待は禁物です。


カウンセリング
意識改革(認知の改革)などに役立つのが、カウンセリングです。通院している病院でカウンセリングを受けれれば最適です。しかし、カウンセラーが常駐しているところは少ないと思います。メールや電話などによるカウンセリングをしているところがあります。

他の病気、他の薬による影響
性格的にもストレスも思い当たることもなく長期化してきた場合、漠然と心療内科に行き続けることなく、一度総合病院で、精密検査を受けてみましょう。また、他に飲んでいる薬、嗜好品などが、引き金になっている可能性があります。商品名を書くわけにはいかないですが、ある健康増進剤を飲むと、複数の方が気が滅入って自殺を考えたと言われています。
 
 
 
 
 
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