http://watchan.net/utubyou/ 職場とうつ病、仕事による過労死など
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本人の対応
軽いうちならば、出勤しながらの通院も可能な場合もあるでしょう。この場合も、うつ病の申告を行って、残業などの配慮を行ってもらうほうが良いと思われます。

軽い場合を除いて、休職する必要があります。診断書をもらって、会社に提出することになります。
休職に入るとき、できれば、次のことをしておきましょう。
1)自分の有給休暇の残り日数、有給休暇がなくなった場合の会社の制度、また、このあたりを直接聞くための人事担当者の電話番号を、調べておく。
2)うつ病になったことを、個人データとして守秘する必要がない旨宣言しておく。このあたりは、非常に難しいのですが、個人の病気、それも精神病の一種ですから、会社としては、本当は厳密に守秘する義務があるはずです。しかし、職場の同僚が、あなたがうつ病になったことを知ってもらうほうが、出勤対応しやすくなります。
3)うつ病になるあなたは、責任感の強い人です。仕事のことなど気になると思います。しかし、今回だけは、組織で解決してもらうしかありません。
自分自身で、最悪自殺可能性があることを認識しましょう。さっさっと休職しないと、大きな迷惑を、会社や家族にかけることになります。
 
 
休職のため診断書が提出されたときの会社の対応
休職のため診断書が提出されたとき、大きな問題が発生する場合があります。うつ病を知らない上司だったときです。それも、あなたが、重要な仕事を持っているときです。2週間だけ、1ヶ月だけ出勤してくれと言う上司です。そして、ここで、話をややこしくするのが、「うつ病になりやすい人」は、「仕事熱心、向上心に富む、責任感が強い、几帳面、周りの人に気配りができる」ような人なのです。たぶん、「分かりました努力してみます」と言う答えが出てきます。
無理解が極端になると、「ワシもストレスがある。君は甘えているだけだ。気持ちを引き締めて、ちゃんとしてもらわないと困る」と言われる場合もあります。
また、逆に、本人が、「仕事熱心、向上心に富む、責任感が強い、几帳面、周りの人に気配りができる」ような人なので、診断書は出たが、区切りがつくまで出勤したいと言うことも出てきます。
ここで大事なことは、自殺する可能性があることです。会社は、診断書が出た時点で、明確に、うつ病になっていることを知ったことになります。休養必要と言う診断書が出ているのに、出勤させ自殺した場合、会社は、安全配慮義務違反となる可能性があります。

最低限の引継ぎなど、1日程度は常識の範囲内でしょうが、1週間以上になると、裁判に勝てないのではと思います(自殺を念頭に置くこと)。
 
 
会社がうつ病について管理者教育をしているのかどうか、会社にとって個々の従業員の配慮をしているのかどうかによって、会社による違いが大きいと思います。

また、部署の責任者が、自分の部署でうつ病の患者が出たことで、1)経営層にどう思われるかの保身、2)仕事を止めたくない気持ちなども起こってくる場合もあります。本質とはまったく意味のない、勝手な判断です。よって、このような場合は、診断書と休職の意思が伝わっていれば、無視して、さっさと休んでしまいましょう。または、直接人事部門に連絡しましょう。気力がないでしょうから、信頼できる人に、連絡をお願いするのも方法です。

うつ病になっている場合、休職は病気回復のために必要な事項であり、かつ、診断書が提出されていれば、医学的にも・法的にも、争えない事項です。本人も、会社も、充分この点を認識してください。
 
 
 
 
 
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