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犬のワトソン > うつ病講座 > うつ病多発の原因分析 ドクター・ワトソン(犬)理論
 
犬の目から見た人間社会の問題点を明確にし、現代病のうつ病多発の原因を分析しました。ドクター・ワトソン(犬)理論としてここに発表!
 
 
認識したい過去のこと (時代考証が無茶苦茶なり)
太古の昔、人間がマンモスを追いかけ、捕獲して肉を食べていた時代に戻ります。この時代の充足感は、肉が食べれることだけだったのでしょう。そして、狩猟に参加していない人や狩猟に参加できない子供なども、肉をもらえることが人間として認められることだったのだと思います。

このような時代にも狩猟で非常に能力を発揮する人もいれば、天体を見ながら暦を作った人もいるわけです。高松塚古墳のように、すごい壁画を書く能力の人もいるわけです。そして、群れの中心には、長老がいて、それぞれの能力が一番発揮できる配置を行っていたと思われます。壁画を書く能力のある人に、マンモス捕獲の役割を与えることはないでしょう。この長老は、品性も感性もあり、群れは統率されていたのだと考えられます。そして、中には、品性や感性のない長老もいたりして、その群れは淘汰されていったと考えられます。

生きていくことは、マンモス捕獲隊が引き受け、天体を見ながら暦を作る人、道具を作る人、壁画を書く人が、少しずつですが、その群れの文化向上に努めていったと思われます。これらのことは、無から生み出されていきますから、創造力のたまものです。

群れとして、これらの人を淘汰しないで尊重することで、群れが進化していくことに気づいていたと思います。だから、マンモス捕獲隊に参加していなくても、肉を分け与えていたのでしょう。なお、天体を見ながら暦を作る人、道具を作る人、壁画を書く人のなかには、肉をもらうだけでは満足できず、自分自身が定めた目標に向かって進んでいったのでしょう。たぶん、マンモスの時代にも、これらの人は、うつ病になり、自殺した人もいると思われます。

補足しておきますと、マンモス捕獲隊のなかにも、その仕事になじめない人もいたかもしれません。しかし、この時代は、自分のしたいことよりも、肉をもらえることが人間として認められることだったので、これらの人の中からは、ほとんど、うつ病は発生しなかったと思われます。

時代は変わり、「うつ病に悩んだ偉大な人たち」のところにも記載した人たちがいます。これらの人が、作品を後世に残せたと言うことは、その時代に淘汰されずに生き延びたと言うことです。
「創造力の高い人にうつ病が多い」と言い切ってしまってよいのかはむずかしいあたりです。しかし、定形型の仕事の得意な方より創造力を必要とする仕事の得意な方のほうが、うつ病は多いと考えられます。なぜならば、色々なことを思い巡らすことが、創造力の原点であり、うつ病の原点でもあります。ここで言う創造力は、芸術家だけでなく、技術者の発明なども創造力と言えますし、新しいビジネスモデルを作り出すことも創造力と言えます。視点を変えれば、現在のない状態から将来を想像して、現在の対応をすることも創造力のひとつです。

歴史に残る創造力に優れた人たちは、周囲環境を快適にして動作することができる精密機器のようなものだったのでしょう。最適な環境でも、つぶれていったのでしょう。それぐらい緻密な仕事を、一定条件以上で完成させれたと言えます。
 
認識したい未来のこと
仮に、このまま人類が豊かになっていったとします。そのような社会において、現在のような会社と個人の関係が成立しているとは思えません。一度就職すると、会社の命令が絶対で、本人の意思に反した職種、本人の意思に反した勤務地、・・・、このようなことが続いているとはほとんどのみなさんが想像できないと思います。


 
現代のうつ病多発の原因分析:ドクター・ワトソン理論
現代の時代に合わせた「人として認められる」と言うことの欠如が、うつ病多発の原因と考えられます。現在、衣食住は充足しています。このような時代に合わせた「人として認められる」と言うことは、どういう意味なのでしょうか? 太古の昔ならば、肉をもらえることが、「人として認められる」ことだったのですが、衣食住が充足している現代では、肉をもらっても「人として認められる」とは、誰も思わないでしょう。現代においては、自己実現できる、自分のしたいことができる、適材適所が、「人として認められる」と言うことなのです。不本意ながら行なう、好きでないことをいやいや行なうことが、ストレス、うつ病につながるのです。

 
 
具体的に
親が子供を認めると言うことも、一部では欠如しているのではないでしょうか? 本人の適性・個性・やりたいことを認めず、ともかく有名大学に入れることが横行していないでしょうか? 子供時代に、親が一番にすることは、子供の適性を明確にすることです。色々な職業に遭遇する機会、色々な世界に遭遇する機会、ものづくりの機会などを与えることです。適性が分かり、その結果、学校を選ぶ。調理学校かもしれないし、大学かもしれない。大学に行く必要があるのならば、学部学科が決まった後に、大学が決まってくるのが本当の姿です。

子供ががんばったことに対して、親が「偉かったね」と認めているでしょうか? 子供は、親に認められたいためにのみ、がんばっているのです。認められ、さらにがんばっていれば最高です。しかし、親に認められないがゆえに、本人が望んでいない方向に本人が行動してしまっている場合もあるのです。それのひとつが非行であり、もうひとつが、自分を否定すること(または意に反するがんばり)なのです。後者の場合、ストレスらしいストレスがないのに、成人になって、うつ病に苦しめられることになります。

うつ病の話から少し外れますが、先ほどの前者の非行の話です。親が子供を甘やかすのが問題と言う人がおられます。ドクター・ワトソン(犬)分析によれば、これは間違っています。「いつも、にこにこ、お母さん」と言う言葉がありますが、最近、このようなお母さんは少なくなったのではないのでしょうか? まず、子供を認める。子供ができたことならば、どんな些細なことでもほめる。そのようなもとで育った子供は、自分を大事にし、他人も大事にする。そして、自分の可能性、他人の可能性も信ずる。子供も、このような親には迷惑をかけれないと思う。それが、非行の歯止めなのです。この親子関係が大事なのです。叱るなと言っているのではありません。必要があるときには叱る。子供も、親がいつもと違うことで、過ちを理解する。

会社と個人の関係も同じです。創造型の人に定形型の仕事をさせたり、定形型の人に創造型の仕事をさせたり、本人が望んでいない仕事や勤務地を押し付けたりしていませんか? こんな状態で成果主義など無意味なのです。経営者は、そんな一人一人のことまで考慮できないと言うでしょう。そんなことを言っているから、あなたの会社では、うつ病が多発し、業績も上がらないのです。向かない人に無理やり向かない仕事を押し付けるより、向いている人を社内から探せばよいのです。もし、いなければ、その仕事に向いている人を採用すればよいのです。目先の人件費よりも、大きな効果が出るでしょう。もし、あなたが経営者で、このことが分からないと言うことは、経営者としての適性がまったくないのです。どの会社にも、組織にも、グループにも、創造型の人間は、一定割合いるのです。この人たちを、会社の発展のために使うか、うつ病にしてしまうかだけの違いです。

会議や会話でも、まず、相手の意見を認める。ベストな答えはひとつだが、ベターな意見は、複数あるのです。自分の意見もベターな意見、相手の意見もベターな意見なのです。このあたりのことを理解しないと、管理職として、組織を引っ張って行くことは、無理です。自分の意見がベストと思うと、部下から意見が上がってきません。「私の意見もひとつのベターな考え方、君の意見もひとつのベターな考え方。だから、実際に実行する君の意見でやってみよう」と言うのが、ひとつのベターな考え方です(これも、ベストではなく、ひとつのベターな考えかたです)。しか〜し、なんちゅうか、現実は、はるかかなたの世界。部下よりも上司が自分の意見を押し付ける、それも部下の意見のほうがベターなことが分かってくると、さらにむきになって「わしの言うことが聞かれへんのか!」となってくるのが現実。アホ、クサ〜となるのは、犬も人間も同じなり。ウ〜、ワン!、ガウ!の世界なり。

現代は、衣食住が充足し、人は自己実現することで、「人として認められる」時代なのです。ところが、肉を与える(食事ができる・給料を払う)だけで、「人として認められない」ことが、家庭でも職場でも横行しているのです。これが、非常に大きなストレスになっているのです。向上心が強く、感性の豊かな、創造力の豊かな人間からうつ病になっているのです。進歩が止まった不毛の時代なのです。


 
注意点
昔から、一定割合で、うつ病は発生していました。昔から一定割合で発生している部分については議論の対象とはしていません。一定割合を超える部分を問題としています。

また、必要条件と十分条件との関係も区別してください。A→Bだからと言って、B→Aではありません。

会社原因でうつ病になっている人の子供時代の育て方が悪かったと言っているのではありません。

定形型が良いとも悪いとも、創造型が良いとも悪いとも、言っていません。定形型でうつ病になりにくいのも個性、創造型でうつ病になりやすいのも個性です。そして、それぞれのタイプが存在して、世の中が成り立っているのです。

ドクター・ワトソン理論は以上なり。


人間社会の問題点を考える私ドクター・ワトソン

 
 
 
 
 
薬の副作用 犬のワトソン うつ病講座 うつ病(心の病気、心の病、精神障害)になられている方に