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人によって、生まれ持った性格、育ってきた環境によって、ひとつのことに対する受け取り方が異なるのは自然なことです。ストレスと感じる内容と大きさは異なります。ストレスと一概に記載しますが、この点は、頭の片隅に入れて置いてください。


ストレスとうつ病の相関図

ストレスとうつ病の相関図
 
 
ストレス耐性の高い人と言われる人が存在します。ストレス耐性の高い人は、絶対うつ病にならないか? なるワンね! 上の図は、ストレスを水であらわしています。人間が、その水を受ける筒です。この筒は、穴が開いています。筒のうえから水があふれると、うつ病になったことになります。ストレス耐性の高い人と言われる人は、穴がたくさん開いていることになります。 同じストレスを受けても、穴がたくさん開いていれば、あふれず、うつ病にはなりません。しかし、穴がたくさん開いている人でも、消防の消火ホースの水のようなストレスを受ければ、あふれ出し、うつ病になります。

このように、ストレスの量により、誰もがうつ病になります。しかし、うつ病になりやすい人とうつ病になりにくい人が存在します。

 
 
では、どのような性格の人がうつ病になりやすいのでしょうか? 気が弱いとか気が強いとか言うのは関係なく、次のような人です(「メランコリー親和性」)。
1)責任感に富む
2)几帳面
3)向上心に富む、仕事熱心
4)周りの人に気配りができる、面倒見がよい
5)約束を守る
6)正義感に富む
簡単に言えば、会社を一人で背負うぐらいのつもりでいる人なのです。もっと違う言い方をすると、うつ病にならなくても、過労死をするタイプです。

「損害回避」と言う言葉があります。損害回避が高い人は、「石橋をたたいて渡る」と言う言葉に代表される慎重で堅実ですが、緊張しやすく、先のことを思いわずらう傾向があり、ものの見方が悲観的で、うつ病に非常になりやすいタイプです。逆に、損害回避が低い人は、楽観的で、警戒心がなさ過ぎて失敗することもありますが、非常にうつ病になりにくいタイプです。もっと言うと、あまりにも楽観的過ぎて、周りの人が気をもみ、周りの人にストレスを与える可能性があります。損害回避の高い課長と損害回避の低い複数の課員を考えれば、課長の苦労が分かりますね。

このうつ病になりやすいタイプの人が、うつ病にならないように、性格を変えようとすることは、逆に、ストレスになります。自分の性格を理解し肯定したうえで、ストレスから逃げる方法を見につけるのが現実的です。
 
 
 
 
 
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